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Photoshopで手戻りに強いPSDにする4つの非破壊編集

フィルターやエフェクトで破壊させない『スマートフィルター』

次なる非破壊編集がスマートフィルター。
スマートフィルターとはスマートオブジェクトに対して掛けるフィルターの事です。

前章で学んだスマートオブジェクトに対して掛けているので、これも当然画像本体に直接手を加えるわけではありません。

仮想的にフィルターを掛けるのでいつでもフィルターの掛かり具合を調整したり、フィルターを外したりすることができます。

例えば通常のフィルターを使って写真をぼかすとしましょう。
その場合、メニューバー[フィルター][ぼかし]でいずれかのぼかしフィルターを使いますが↓

このメニューバー[フィルター]に入っているものはいずれも直接画像そのものに手を加える破壊的な編集です。

フィルター適用後にフィルターの掛かり具合を調整したい場合、作業を戻して改めて掛け直さなくてはいけません。

ですが、スマートフィルターを使えば、いつでも好きなタイミングでフィルターの掛かり具合を調整することができます。

スマートフィルターの使い方

使い方はいたって簡単です。
前章でご紹介したスマートオブジェクトに対してフィルターをかけるだけです。

対象のレイヤーを選択右クリック[スマートオブジェクトに変換]をして↓

スマートオブジェクトになったレイヤーを選択してメニューバー[フィルター]から任意のフィルターを選び↓

フィルターを掛けます↓

フィルターを適用させるとレイヤーパネルのフィルターを適用したレイヤーに、スマートフィルターという項目が追加されました↓

フィルター名ダブルクリックすると↓

フィルターのウィンドウが開きいつでも調整が行えます↓

このようにスマートオブジェクトに対して掛けたフィルターはスマートフィルターになり、いつでも好きな時に掛かり具合を調整したり外したりすることができます。

 
しらいし

これでフィルターも掛け放題!

次は色調補正で破壊させない『調整レイヤー』です。

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